3Dモデル
資料情報
この土偶は大阪歴史博物館に収蔵されている(収蔵品ID:14445)資料である。千葉県千葉市の園生貝塚にて明治時代に発見された下郷コレクションの一つ。作られたのは縄文時代後期とされており、実物は高さが156mmである。顔の形が動物のみみずくに似ていることから「ミミズク土偶」と呼ばれる土偶の一種である。
資料種類:文化財(土偶)
資料名:ミミズク土偶
収蔵品ID:14445
コレクション名:下郷コレクション
出土:千葉県千葉市 園生貝塚
収蔵館:大阪歴史博物館
下郷コレクションとは
下郷コレクションとは、明治時代末から大正時代初頭にかけて活動した歯科医であり個人蒐集家でもある高島唯峰氏によって集められたもの。関東地方から東北地方にかけて土器や土偶、石器など数千点にも及ぶコレクションとなっている。
これらのコレクションは現在、大阪歴史博物館に収蔵されている。かつては滋賀県長浜市にあった私設博物館「鍾秀館」に収蔵・展示されていた。当時、鍾秀館にて下郷コレクションを管理していた財団法人下郷共済会が解散し、1958年(昭和33)に大阪市(大阪市立美術館)が下郷コレクションを購入し、大阪市立博物館(当館の前身)へと移管したことで現在に至る。
縄文時代の資料は質・量ともに優れており、一部は一見してわからないほど丁寧な修復や復元が施されている。
参考資料
宮城県里浜貝塚(下郷コレクション)_大阪歴史博物館
コレクションの輝き 縄文時代の土偶_大阪歴史博物館
『下郷コレクションの瓦経片』加藤 俊吾(大阪歴史博物館研究紀要/15 巻 (2017)/書誌)
『下郷コレクションにおける深鉢形土器の一例』別所 鮎実(大阪歴史博物館 共同研究成果報告書9 2015年)
商品情報
3Dプリントレプリカ(ミニシリーズ)
3Dモデル制作:松戸市立博物館
商品企画:一般社団法人路上博物館
販売:一般社団法人路上博物館
材料:本体(レジン)、パッケージ(紙・PE)
製造国:日本
【※注意※必ずお読み下さい】
■部品を口に入れたりすると窒息の恐れがあります、万が一飲み込んだ場合はすぐ医師の手当を受けて下さい。
■鑑賞目的以外では使用しないで下さい。
■対象年齢未満のお子様には絶対に与えないで下さい。
■尖った部分や鋭い部分があるため怪我にご注意下さい。
■落下、衝撃、直射日光や高温・多湿などで変色や破損する恐れがあります。
■安全のため、破損・変形・変色などしたものは使用しないで下さい。
■画像と実際の商品は異なる場合がございます。
収蔵博物館:大阪歴史博物館
大阪歴史博物館は大阪府大阪市の中央区にあるNHK大阪放送局に併設している歴史系総合博物館です。「歴史と対話し、現在、そして未来を考える」を使命として掲げており、下郷コレクションをはじめとした様々な収蔵品があります。妖怪や和菓子、浮世絵や刀や猫などさまざまなテーマの企画展・特別展も開催しています。
資料データベース
大阪歴史博物館のデータベースでフリーワード検索「土偶」といれるとこの土偶についての情報を見ることができます。
3Dプリントレプリカ
「3D Print ReplicaTM(3Dプリントレプリカ)」は博物館の社会的価値の向上を目指して活動する一般社団法人路上博物館が企画した商品です。
博物館に収蔵されている資料の3Dデータを3Dプリントして博物館を訪れた人もそうでない人も、誰もが気軽に資料を手にとって観察できるようにすることを目的としています。
3Dモデルデータについて
本資料の3Dモデルデータはウェブ上で公開されています。また、公開ライセンスに基づきダウンロード利用も可能となっています。詳細は上記3Dモデルから元の3Dモデルデータの表示ページをご確認下さい。※公開ライセンスは本ページの投稿時のものです
商品ラインナップ
商品に関するお問い合わせ
本商品に関するお問い合わせは本ページ末尾にある一般社団法人路上博物館のお問い合わせフォームまでお願いいたします。
博物館や大学関係者の方へ
路上博物館は博物館の価値向上を目指して活動する非営利法人です。
本シリーズでは、既存の博物館のデジタルアーカイブの有効活用と、それらを活用できることの発信を重視しています。すでにデジタルアーカイブを持っている博物館や大学の方、もしくはこれからデジタルアーカイブの整備を進めていきたい方で本企画とコラボすることにご興味がある場合はお気軽にご連絡下さい。
また、博物館(美術館や水族館、動物園なども)の資料の3Dデータ化やその活用(ワークショップ開発、商品開発など)についてもご相談や、自治体向けの博物館事業の調査やコンサルティング業務も行っています。これらに関するご相談もお気軽にお問い合わせ下さい。
企業の方へ
路上博物館では博物館の社会的価値向上のため、企業との連携や企業と博物館をつなぐコーディネート事業も行っています。
これまで、新規事業のマーケティング調査や助成金を活用したワークショップの運営など、多種多様な取り組み実績があります。
また、博物館との連携を進めることでSDG’sへの貢献(例えばゴール4 質の高い教育をみんなに、など)などの社会貢献をすることもできます。
これらに関するご相談もお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さい。