休眠預金助成金採択のお知らせとイベントのお知らせ

路上博物館の事業が休眠預金助成金に採択されました!

一般社団法人路上博物館では2023年度の新事業として「 子どもと若者の3D関連技術の能力開発を通じた博物館課題の解決 」を行うこととなりました。本事業は「 困窮する子ども・若者の支援体制整備事業(特定非営利活動法人ACOBA)」という休眠預金プログラムの助成をうけています。

事業概要

「 子どもと若者の3D関連技術の能力開発を通じた博物館課題の解決 」では東葛エリア(千葉県松戸市・柏市・我孫子市・鎌ケ谷市・野田市・流山市)の子どもから若者を中心に、3Dスキャンや3Dプリント、ARやVRなどのXR技術に触れたことのある市民が育つコミュニティを作ります。

このコミュニティは「路上博物館3D撮影旅団(通称「旅団」)」という名前で、約2ヶ月間のレクチャーを通じて3Dに関連する様々な技術を取得します。

レクチャー期間やその後は、全国の博物館に遠征して収蔵資料の3Dデータ化と、各標本の収蔵元と連携し、できるだけ多くの人々が閲覧・活用できる形での公開活動を行います。
この活動を通じて、市民が博物館標本を展示以外の方法で触れる機会を作ります。

また、博物館にとっては令和4年度に改正された博物館法に基づき、デジタルアーカイブの推進をすることができます。同時に多くの人々が展示物だけでなく非公開標本をインターネットを通じて観察できる機会を広げます。

さらに、人々が博物館の標本に触れる機会を広げるための展示やイベント参加を積極的に実施します。2024年2月にはこれらの取り組みの成果発表会を予定しており、より多くの人々にこの取り組みが広がるような場を作ります。

団員の募集について

現在、団員の募集に向けてカリキュラムと募集要項の設計を進めています。募集開始は2023年6月17日を予定しています。ご興味のある方は路上博物館のSNSのフォローをお願い致します。

イベントのご案内

2023年6月17日のイベント「道合第2公園お楽しみ会」は松戸市馬橋地区子ども会の主催で行い、一般社団法人路上博物館が運営をします。本イベントは路上博物館の3周年記念イベントも兼ねています。展示やワークショップなど、いろいろなブースが並び楽しい一日にしようと思っています。ぜひご参加ください。また上記の旅団の団員募集説明会も開催予定です。ご興味のある方はお気軽にお越しください。

休眠預金について

休眠預金についてのイメージ

休眠預金についてはこちらのページを御覧ください。

メディア関係者の方へ

国内でも珍しい、一般市民の手による博物館資料のデジタルアーカイブの推進や市民の手による博物館資料の活用、また本事業の助成プログラムの趣旨である「困窮する子ども・若者の支援体制整備事業」に興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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