立体標本の作り方を解説した動画です。Youtubeの字幕機能を使うこともできます。
解説動画の字幕
立体標本は標本観察の入門機キットです
博物館標本の3Dモデルを正面、右、後ろ、左、上、下からみた姿が印刷されています
立体標本はハサミなどの道具を使わずに作ることができます
キットの中には5種類の紙と2本の紐が入っています
最初の2枚は表紙と研究のヒントシートです
次に、シマウマの立体標本
六面図(ろくめんず)とライオンの立体標本が入っています
また、袋の中には2本の紐が入っています
次に、立体標本のつくり方を解説します
作り方はシマウマもライオンも同じです
まずは(1)の立体標本を切り離してください
切り離す時は手で抑えながら押すことで切り取ることができます
うまく切り取れない時は、カッターなどを使うときれいに切り取れます
つぎに(2)と(3)のタグを作るためのパーツを切り取ってください
紐を1本用意して、タグとタグストッパーに折り目をつけてください
次に紐を結びます
紐を2つ折りにします
標本タグの表側、シマウマと書かれた方から2つの穴に紐を通してください
輪になった部分を少し引っ張ってください
引っ張った部分を半回転だけねじって、輪っかをつくります
輪っかに2本の紐を通して引っ張ると結ぶことができます
これで標本タグの方を結ぶことができました
つぎにタグストッパーを結びます
タグストッパーの穴に紐を1本とします
通す紐はどちらでも構いません
穴を通したら2本の紐を結びます
動画では輪を作って引っ張る方法で結んでいますが、固結びでも問題ありません
これで標本タグの完成です
続いて立体標本を組み立てます
最初に折り目をつけます
裏返しにして全ての折り目を谷折りにしてください
この作業をすることで、完成した時きれいなキューブができるようになります
次は、標本の右側と後ろ側を折って、両面テープの部分をとめます
両面テープをはがす前に、きれいに重なるように折り目がついているか確認しましょう
両面テープのフィルムを剥がして張り合わせます
筒状になったら上側の蓋を閉じます
蓋を閉じるのが硬い時は、角と角を押すときれいに閉じることができます
下側を閉じる前に、欠けた部分に標本タグの紐をはさみましょう
立体標本の内側にタグストッパーが来るようにします
そのまま紐をはさむようにして、下側を閉じてください
これで立体標本の完成です
ライオンも同じ手順で作ることができます