文化庁主催のミュージアムPR研修に路上博物館の館長が講師として登壇しました

代表理事兼館長による研修講義:「博物館資料を『路上』に持ち出す」- 3Dデータ活用事例と博物館の未来

文化庁主催の研修 令和4年度「ミュージアムPR研修」 において、一般社団法人路上博物館の代表理事兼館長が講師として登壇し、研修のタイトル「博物館資料を『路上』に持ち出す」に沿った内容で講義を行いました。講義では、博物館標本の3Dデータの活用事例の紹介と、これからの博物館のあり方について話しました。

3Dデータの活用事例では、既存の3Dスキャン技術の紹介としてフォトグラメトリーについて紹介しました。また、活用事例としては、博物館標本を3Dプリントして外部のイベントや博物館外の施設での展示を行った事例を紹介しました。

これからの博物館のあり方については、収蔵標本をもっと開かれたものにしていくべきだと話しました。例えば、図書館のように自由に収蔵資料を閲覧できる環境などを整え、研究や調べ学習に使える施設を作るべき、という主張です。そのためには3Dデータは有用であるという話をしました。

研修の詳細は、文化庁の公式ウェブサイト(https://museum.bunka.go.jp/event/event-5181/)にてご確認いただけます。

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