標本の3Dデータ化

標本の3Dデータ化

標本の3Dデータ化

概要

博物館(水族館や動物園を含む)が保有する標本の3Dモデルを作成します。主にフォトグラメトリーと呼ばれる手法を用いて、手のひらに乗る数センチサイズからクジラなど数十メートルサイズまで対応可能です。

フォトグラメトリーについて

路上博物館では標本の3Dモデルを作成する時、フォトグラメトリーと呼ばれる技術を主に用います。フォトグラメトリーのフォトは写真(Photograph)を表し、その名の通り写真から3Dモデルを作成する手法です。

複数の角度から撮影した写真を専用ソフトを使って解析することで、角度の違いから被写体の立体像を捉えることができます。私たちは標本の3Dモデル化にはフォトグラメトリーが最も適していると考えています。その理由は3つあります。

標本を傷つけるリスクが低い

フォトグラメトリーでは標本を写真撮影して3Dモデルを加工するだけなので、通常の鑑賞とあまり変わらないレベルで標本をスキャンすることができます。

サイズの制限が他の手段よりも少ない

例えばCTスキャンを行う場合、撮影可能な標本はCTスキャンの大きさに依存します。そのためクジラなどの大型動物はCTスキャンを行うことが非常に難しくなっています。その点、フォトグラメトリーは全体像を撮影可能な環境さえあれば大きさに制限がありません。

色情報も取得できる

フォトグラメトリーはその名の通り写真を撮影するので、3Dモデル化のための作業を通じて自動的に色情報も取得することができます。そのため、3Dモデルに対して撮影した写真の色をつけることも可能です。

路上博物館の強み

フォトグラメトリーから3Dモデルを制作する技術はごく一般的に行われています。その中で、私たち路上博物館の強みは3Dモデルの修正にあります。現代の技術ではどれだけ力を注いでも本物と全く同じ形の3Dモデルを制作することはできません(写真がレンズの歪みなどの影響で全く完全に被写体を写すことができないことと同じです)。

そのため3Dモデルの精度を高めるためには人間の手作業での修正が必要になります。路上博物館は理学博士の資格を持った館長の森健人をはじめ、3Dモデルの製作のプロセスに専門家が参加します。そのため、感覚ではなく根拠のある3Dモデル制作を行うことができるのが強みです。

実績

これまで全国の博物館や動物園、水族館の標本を3Dデータ化してきました。2020年時点で300種類を越える標本の3Dモデルを作った経験があります。以下に一般公開されている主な3Dモデルをご紹介します。(いずれも外部サイトに飛びます)

ナガスクジラのストランディング調査風景のフォトグラメトリー

世界最大のはく製標本群ヨシモトコレクションのバーチャル博物館展示

ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください

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